都内高級ホテルロビーで実際に使用されている茶器と、紅茶メーカーについてまとめてみました。

都内高級ホテル&ラグジュアリー系ホテルロビーで実際に使用されている
茶器と紅茶メーカーについてまとめてみました。
思ったよりも、「ノリタケ」や「ニッコー」などの国内メーカーなどの茶器
が多く採用されていますね。
またWedgewoodやフランス老舗洋食器メーカーなどもいくつか確認できました。
それぞれのホテルが、智恵を絞って紅茶に対してオリジナリティーを出そうと努
力している姿勢が伺えます。
また、紅茶メーカーも記載しておきましたのでご参考になさってください。

ホテル椿山荘東京 ロビーラウンジ ル・ジャルダン
カップは花柄がかわいいノリタケ。
なんとなくピーターラビットみたいなデザインです。
紅茶はなんと、ドイツのロンネフェルト社
ドイツの5ツ星級のホテルや、世界で唯一の7ツ星ホテルである
「バージアルアラブホテル/アラブ・ドバイ」でも使用されている
茶葉メーカー。
実際日本国内の高級ホテルのロビーも競ってロンネフェルトの
茶葉を採用しています。


帝国ホテル本館 「インペリアルラウンジ アクア」
カップはノリタケでした。
茶葉は帝国ホテルオリジナル。


シャングリ・ラ ホテル 東京 ザ・ロビーラウンジ
花柄のノリタケに、紅茶はセイロン紅茶で有名なディルマです。



パレスホテル東京 「ザ パレス ラウンジ」
やはり国内のホテルと言う事で紅茶の茶器は、「ノリタケ」です。
ノリタケスリランカ製のオーダーカップでしょうか?
確かスリランカに、ノリタケの工場があるはずなので、そこが
製造元でしょう。
紅茶は、ドイツのロンネフェルト社


マンダリンオリエンタル 東京(オリエンタル ラウンジ)
マンダリンオリエンタル東京の紅茶は、ルピシアでした。
食器は宮崎食器。
和風にこだわっているだけあって、茶器も高品質な日本製の物を採用して
いるようです。


東京ステーションホテル ロビーラウンジ
カップは国内洋食器メーカー「ナルミ」でした。
The Tokyo Stationの刻印が、カッコいい。
紅茶はパリ高級紅茶専門店BETJEMAN&BARTON(ベッジュマン&バートン)



ザ・リッツ・カールトン東京 ザ・ロビー・ラウンジ
Wedgewood インディアを茶器に使用。
1996年に発売されたボーダー柄のインディア。サフラン色&花々を描いた帯を、
唐草や小花をあしらったダークグリーンの縁取りが特徴。
マンダリンオリエンタルと同じく、メーカーはルピシアでした。
サンプル確認の方法は、ルピシア店舗での茶葉販売と同じ方式ですね。
この中から一種類だけ、茶葉を選択できます。



ニューヨークラウンジ インターコンチネンタル 東京ベイ
茶器はフランス製アビランド。
ティーポットはイタリアのsambonet。
紅茶はルピシア、中国茶はメルキューブ。


パークハイアット東京 ピークラウンジ
茶器はニッコー(NIKKO)製でした。
紅茶はダージリン紅茶専門店リーフル。
銀座三越や高島屋、伊勢丹などで出店している日本初の紅茶専門メーカー。


センチュリアン東急 ガーデンラウンジ「坐忘」
茶器はニッコー
紅茶は、「エッセンス」と伺いました。おそらく紅茶を卸している商社の名
前だと思います。


コンラッド東京 トゥエンティエイト アフタヌーンティー
紅茶の茶葉は、「セントクリストファー」。
(紅茶の種類によって、他の物も使い分けているとか)
ドイツの陶磁器メーカー「ローゼンタール」
創業者のフィリップ・ローゼンタールは、一時期米国で陶磁器を
扱っていた。
よって米国系、コンラッド東京の陶磁器に採用されたとも推測。


フォーシーズンズホテル丸の内 東京 ekki BAR & GRILL( エキ・バー&グリル )
カップは、フランス「BERNARDAUD」
凄いなあ、アート作品などにも取り組む名窯として有名ですよね。
創業150年、あのナポレオン3世御用達ブランド。
ちなみに、フォーシーズンズが使用している茶葉は、ドイツの老舗ロン
ネフェルト。


ペニンシュラ東京 ザ・ロビー
ドイツの老舗洋食器ビレロイ&ボッホを採用。
しかもペニンシュラのロゴ入りなので、特注品だと思われます。
紅茶の茶葉はペニンシュラオリジナル
(まとめ)
ドイツ紅茶ブランドの「ロンネフェルト」を採用しているホテルが一番
多いですね。
また次に多いのが日本国内紅茶ブランド「ルピシア」。
紅茶の種類別にみると、セイロン紅茶が特徴なのがシャングリ・ラ。
またダージリンに強いのが、パークハイアットと言った所でしょうか?
またペニンシュラは自前の茶葉を用意している点が、なかなか面白い。